子どもが成人してから建て替えた 「今の暮らし」にぴったりの家

以前の住まいは昭和50年に建てた木造建築。約10年前に隣に家が建ってから日当たりが悪くなり、日中でも電気を付けなくてはならないほど家の中が暗くなってしまいました。おまけに冬が寒いことも悩みの種。また、家族それぞれに個室がなく、部屋をカーテンで仕切って使っている状態でした。将来、娘が家を出て、この古い家に息子とふたりになることを考え、それならば家を売却して賃貸住宅に引っ越そうと考え始めました。息子と引っ越し先を相談していたら、娘が「それなら建て替えれば」と提案があり、またマンションでは間取りが満足できなかったことや、駐車場の台数の不足、勤務先が遠くなることから建て替えを考えるようになりました。

たまたまテレビ番組『がっちりマンデー』でユニテハウスさんを特集していて、「1100万円の家が3日で建つ」「真っ白の四角い家」にとても興味をもちました。もともと私が「真っ黒の四角い家」という理想を持っており、しかも自分たちの好きなように間取りを変更できることにとても魅力を感じました。インターネットで調べると知立にモデルハウスがあることがわかり、電話しても見学することになりました。モデルハウスは2階へ上がってすぐの位置に、ガラス戸で階段と2階フロアが仕切られているのが印象的で気に入りました。

ハウジングセンターで、三井ホーム、一条工務店などのモデルハウスを見て回りましたが、外観に納得できるものがなく、やはりユニテハウスの真っ黒の四角い家がいいと思いました。決め手は「真っ黒の四角い」外観のカッコ良さと、間取りの自由度です。

・真っ黒の四角いスタイリッシュな外観が1番の希望です。以前から私が「真っ黒の四角い家がいい」と言い続けていたので、子どもたちも私の希望をすんなりと受け入れてくれました

・敷地内に4台分の車が駐車スペースをつくること

・家族4人にひとりずつのプライベートな個室をつくり、各部屋にウォークインクローゼット設置することです。壁の1面のみ色柄を変えるアクセントクロスを各自で選びました。私の個室は1階のLDKの隣に配し、引き戸1枚でリビングとすぐに行き来ができるようにしました。

・最初のプランでは、2階にファミリークローゼットを想定した大きな納戸とトイレ、洗面室がありましたが、間取り図を見ているうちに「全ていらないからマンガを並べる部屋が欲しい」と思いつきました。営業の近藤さんが「書棚を造り付けにして、家庭の図書室のような部屋にしましょう」と提案してくれました。8帖ほどの広さがあり、2階リビングのようなくつろぎ空間です。

・隣に家が建ったことで室内が暗かったので、陽射しが入り明るく、冬の寒さも解消できる家にしたいと伝えました。

・外観はずっと前から理想としていた、真っ黒の四角い家。外壁はガルバリウム鋼板です。

・ＬＤＫに陽射しがたっぷり入るよう、窓を大きくしてもらいました。明るくて、冬も陽射しがたっぷり入って暖かいです。ＬＤＫは広さを優先したので、隣の私の寝室はあえてベッドと仏壇が入るだけの広さにしました。

・どの部屋も壁の一面にアクセントクロスを張っています。ＬＤＫは黒を選び、それに合わせて建具（ドア）の枠も黒にしました。統一感があってデザイン的にすっきりしています。個室はそれぞれ好みの色柄を選びました。床の色は、汚れがすぐにわかるように明るい色にしました。掃除がマメにできると思います。

・2階はそれぞれがプライバシーを確保できるよう、個室と個室の間にクローゼットをはさみ音に配慮してあります。

・リクシルの洗面台は標準で選べる3タイプの中から、1番幅が広い90センチタイプを選びました。2人並んで使える広さです。

・玄関の横にシューズクローゼットを設置しました。大人４人分の靴がすべて収まっています。ここからも室内と出入りできるので家族用玄関としても便利。コート掛けのスペースもあるので、リビングに上着が散らかりません。

・建物の裏にあるウッドデッキは、広さがたっぷりあって洗濯物を楽に干せます。ウッドデッキは日当たりの良い南側でよく見かけますが、洗濯物を干すことが目的だったので、風がよく通るこの場所にして正解でした。隣のアパートから見られないように、風も通って目隠しにもなる木製の格子を設置してあります。洗濯機がある洗面室からと、外からの二手から左右に出入りができるのも便利です。

・2階のマンガ部屋の造り付けの本棚は、費用もかかるので最後までお願いするか悩みましたが、自分たちでの設置には不安があったのでお願いすることにしました。設計士や現場監督さんと工事中に現場で相談しながら、窓との兼ね合いも考えながら棚のサイズ・枚数を決めていきました。大工さんの造り付けの棚は、頑丈で見た目もいいので、お願いして良かったと思っています。約4000冊のマンガ本が入っていますが、5000冊入ります。

・ダイニングテーブルを置かない代わりに、キッチンと向かい合わせのカウンターを設置しました。ここで食事をすることもあるので奥行きを45センチと深めにしたり、高さは息子に合わせて予定より10センチ上げたりしましたが、図面ではわかりにくい寸法を工事中に決められたのが良かったです。

・ウッドデッキの横に屋根付きのサイクルポートが欲しいと思っていましたが、施工費用が思ったよりかさむので悩んでいたら「予算内で収めようとすると造りがこころもとなくなるので、造らないでほかにお金をかけた方がいいのでは」とアドバイスをくれました。はっきりを言ってくれるところに信頼がおけました。

・明るいLDKです。南側から太陽の光がよく入るので、昼間はいつも明るく冬は暖かいですよ。最初のプランでは、キッチンカウンターの上に吊り棚があったのですが、「収納のより明るさを優先したいから」という理由ではずしてもらいました。結果、キッチンまで光がしっかり届き、開放感も生まれました。(お母さま)

・自分好みの壁紙をアクセントクロスにした個屋や、2階のマンガ部屋です。(お子さま)

・冬のＬＤＫは、23～24度設定のエアコン1台で済んでいます。建て替え前の家が寒かったことから床暖房も設置しましたが、ほぼ使っていません。こたつに入る時だけ、こたつの電源を付けず床暖房で暖めています。ガスファンヒーターも置いてありますが、朝の起床時に少しの間使うだけ。帰宅しても「寒い」と震えることがないので、すぐにエアコンを付けることはありません。洗濯物もＬＤＫに部屋干ししても早く乾くので、干しっぱなしにならないのがいいですね。ＬＤＫの隣の寝室は、引き戸を開けておけば十分に暖まります。光熱費はガスと一緒にしたのではっきりわかりませんが、多分5000円ほど安くなった気がします。

※断熱材はロックウール、樹脂サッシが標準仕様

・ケンカがなくなりましたね（笑）。以前は皆が、リビングにバッグや上着、私物など何でも置くので「片づけて」と怒っていましたが、今は、「靴はシューズクローゼットの棚にしまう。仕事のかばんをリビングに置きっぱなしにしない。ソファに服やモノを置かない。2階のマンガ部屋は3人の共同空間だから私物は置かない」というルールができて、それを皆が守れるようになりました。

・家族全員に個室ができたので、団らんする時間とプライベートな時間がそれぞれ充実するようになりました。

・家族が大人になったタイミングで新築できたことがとても良かったと思っています。子どもが小さいと汚れが気になり新築する気にもなれなかったので。

・家族4人皆、仕事やプライベートがあるので、打ち合わせの日時を合わせるのが1番大変でした。でも全員が一つの目標に向かって走れたことや、打ち合わせに全員で出席したので、1回の時間は長かったのですが、決め事がスムーズだったと思います。（打ち合わせは全部で5回のみととても少なく済んだ　営業・近藤談）

・住み始めてから「扇風機や客用布団などを入れる納戸がやっぱり必要だったね」と。でも、私たちが納戸だったスペースをマンガ部屋にと決めたし、個室の面積を削るのも嫌だったのでこれでいいと思っています。

・住み始めてから思ったことは、ウッドデッキが暗いので、照明を追加できるよう外にコンセントが欲しかったことと、トイレの照明も玄関や洗面室と同じように、人感センサー付きの照明にすれば良かったと思ったことです（以前の家ではトイレで本を読むこともあり、途中で電気が消えるのが嫌だったから人感センサー付きにしなかった）。

（皆さんへ）

・裏手に崖があり、最初は工事をして土地を広げようと思っていましたが、費用がかさむので勾配をそのまま残し、ウッドデッキを造れないかと聞いてみました。「無理だろうな」と思っていましたが、「できますよ」と快い返事。営業や設計士、現場監督の皆さん全員が、私たちのどんな要望を一度も否定せず、まずは検討してくださったことが嬉しかったです。

（営業の近藤さんへ）

・初めてお会いした時に、明るい方という印象を受けました。私たちに家づくりの知識がないなかで、市役所への申請など手続きも全てやってもらえて頼りになりました。近所の方へもしっかり挨拶をしてくれました。

・5年前に他社（ダイワハウス）で家を建てた兄が「まるっと自分の希望で、もう1件建てたい」と言っていました。

・長女の息子（中学生）が2階のマンガ部屋を気に入っています。遊びに来た人は皆が「マンガ部屋がいいね！」と驚きます。

・太陽ハウジングさん標準仕様の壁の角に丸みを、皆が「親切だね」とほめています。