太陽ハウジングの家づくりコラム
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2023.10.05
オススメの洗面化粧台は?(既成洗面のメリット・デメリット編)
こんにちは、太陽ハウジングです。
今回はオススメの洗面化粧台(既成洗面のメリット・デメリット編)についてご紹介します。
皆さんの洗面化粧台はゴチャゴチャしていませんか?
洗面化粧台に収納するものを洗い出してみると分かりますが、限られたスペースであるにも関わらず、様々な物を収納していると実感できると思います。
歯ブラシやドライヤー、綿棒、コンタクトレンズ、男性なら髭剃りや整髪料、女性なら化粧道具のような感じで、家族全員分のものが洗面に集約されているわけですからゴチャゴチャしますよね。
だからこそ、洗面をしっかり考えてつくることが大切なのです。
担当者に提案されるがままになってしまいがちな洗面スペース。
最初から設定されている既製品の洗面化粧台が当たり前だと思っていませんか?
既成品の洗面化粧台は安く入れられる一方でいろいろなデメリットもあります。
結論から言うと、造作洗面台(オリジナルの洗面化粧台)をオススメしますが、
まずは既成品の洗面化粧台のメリットとデメリットについて説明をします。
■既製品の洗面化粧台とは?
照明+収納付き三面鏡+水栓+洗面ボウル+収納キャビネットが基本セットになった非常に機能的でプラスチック製が主流です。
■既製品の洗面化粧台のメリット
・お手入れしやすい
洗面ボウルとその両脇のカウンターが一体で作られており、つなぎ目が少なく汚れが溜まらない構造のため、大きな洗面ボウルでも掃除がしやすい。
・収納量が多い
洗面ボウルの下に設置する収納キャビネットは、洗剤やトイレットペーパー、シャンプー・リンスのストック、バケツなどが収納できる。
三面鏡が収納になっていることが多く、歯ブラシなどの小物を収納してサッと取り出せるなど、隠して収納できる。
・値段がリーズナブルなものが多い
既製品のため大量生産することでコストを抑えた商品が多い。
■既製品の洗面化粧台のデメリット
・規格サイズが決まっている
各メーカーから販売されている洗面化粧台は、幅・奥行きともにある程度パターン化されているため、規格サイズ以外の対応が難しい。洗面化粧台の配置、洗面所の広さやドアの開き方によっては隙間ができ、洗濯機や棚との間にデッドスペースが生じることがある。
・色の統一感が出しにくい
掃除がしやすいように表面がツルツルした塗装のため既製品っぽさが全面に出てしまい、独特の存在感が出てしまう。
そのため既製品特有のデザインが目立ってしまい、洗面室全体の統一感が欠けてしまう。
・収納内部がごちゃつきやすい
洗面ボウルの下に設置する収納キャビネットは、排水管が通っているため思うように収納できず、奥に行けば行くほど使いにくい。
・狭く見える
限られたスペースの中で色味の違うものがあると視覚的に狭く見える
洗面下の収納キャビネットがあることで圧迫感が生まれる
■おすすめの洗面化粧台
オススメの洗面化粧台はアイカ工業「スマートサニタリー」「スマートサニタリーU」です。
SNS等で見たことのある方も多いのではないでしょうか?
「スマートサニタリー」
公式HP:https://ebook.aica.co.jp/html/aicawebcatalog/47028/
特にスタイリッシュカウンターのシームアンダーデザインがオススメです。
洗面ボウルをフラットに一体接合した洗面カウンターで、カウンターとボウルの継ぎ目が目立たず、段差もないので、汚れが溜まりにくく、シンプルで掃除がしやすく衛生的です。
「スマートサニタリーU」
公式HP:https://ebook.aica.co.jp/html/aicawebcatalog/48493/
洗面カウンターと棚板のみのオープンな洗面空間が可能です。
洗面下の収納キャビネットがないので抜け感が出て、洗面スペースが広く感じます。
棚板にカゴなどを並べて圧迫感がない洗面スペースができます。
どちらの商品もカウンターや棚板は、表面硬度が高いメラミン化粧板のため、汚れにくく摩擦・熱・水に強い特徴があるため、長期に渡ってキレイに使用することができます。
ただ、既製品の洗面化粧台と造作の洗面化粧台とでは、造作のほうが金額は上がるはずです。
いくら金額が上がるのかは必ず確認するようにしてください。
■洗面化粧台には選択肢がある
注文住宅で家を建てようとすると、どのハウスメーカーでもパック商品で水廻りを提案されると思います。仮契約後にショールームに行って初めてこんなものが見積もりに入っていたんだとなることが多いのではないでしょうか。
自分たちのイメージ通りって思うならそれで良いと思います。もちろんパック商品なので値段も魅力的ですし、そもそもメーカーの既製品ですから粗悪品が入っているというわけではないですからね。
ただ、何だかイメージと違うと感じた場合は、一旦立ち止まって考える必要があります。
キッチン浴室トイレは問題ないかもしれませんが、洗面化粧台に関しては工夫したほうがしっかり収納でき、見た目もキレイに収まることが多いからです。
冒頭でも説明したとおり洗面は物が集中する場所ですので、洗面をしっかり考える必要があります。
洗面化粧台には、様々な選択肢が存在します。既製品の洗面化粧台のメリット・デメリットを理解し、自分たちのライフスタイルや好みに合わせて選択することが大切です。
今回は、洗面化粧台にも選択肢もあるということを知っていただくため説明をしました。
是非とも家づくりの参考にしてください。