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2024.10.23

総務課・小林

初!!北アルプス縦走(燕岳~大天井岳)

こんにちは、総務課の小林です。 

 

少し前になりますが、念願の北アルプス縦走「燕岳(標高2763m)~大天井岳(標高2922m)」をしてきました。

 

 一日目にテント泊をした燕岳は、常念山脈の北部に位置し花崗岩で構成されており、白い砂礫と緑のハイマツのコントラストが美しい人気の山です。また、中房温泉登山口からの合戦尾根コースは北アルプス三大急登といわれていますが、等間隔にベンチが配置されておりよく整備された比較的登りやすいコースでした。二日目の燕岳から大天井岳に向かうコースは表銀座縦走コースの始発点となっており、北アルプスデビューには最高の稜線歩きを堪能することができました。

 

 では一日目スタート!!

 やっぱり土日は登山者が多すぎます。早朝5:30だというのに自分のペースで登ることができません。それにしてもめちゃくちゃ急登です!

 第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチと順調に登ってきましたが、すでにふくらはぎの様子がおかしい。まだ合戦小屋にも到着していないのに・・・・。15㎏のザックは重いです。ゆっくりペースを整えて慎重に急登を登ります。

 合戦小屋に到着!!なんと名物のスイカがめちゃ旨い。塩なんていらない!!ものすごく甘い。疲労しているから体が求めているのでしょう。30分程度休憩したのでリフレッシュできました。

 途中、明日登る予定の大天井岳が見えました。現時点では全くもって登れる自信がありません。遠くに燕山荘が見えました。目的地が見えると少し元気になりますね。本日のテント場までゆっくり登ります。

 到着!!!目の前に飛び込んできた裏銀座稜線と燕岳の圧巻の美しさにしばらく立ち尽くしてしまいました。一旦、燕山荘にてテント泊受付と昼食をすませ燕岳山頂へ向かいます。

 残念ながら食事中にガスに包まれてしまい、山頂での眺望に恵まれませんでしたが、有名スポットのイルカ岩、めがね岩を見ることができました。また、雷鳥を見ることができて満足です。

 一日目の工程終了となれば、やることはお楽しみの宴会です!!!山荘プライスで値段が高いが関係ありません。どて煮、おでん、クラフトビール、モンブランと至福の時間を過ごし明日への英気を養います。

 では二日目スタート!!

 足に疲労が溜まっていますが、アップダウンは少なく絶景の稜線歩きが楽しめました。裏銀座方面を眺めながら、大天井岳と槍ヶ岳が近づいてくる感じが何とも言えないです。

 歩き出して45分程経過すると「大下りの頭」に突入します。100mほど標高を下げる坂で、帰りの登り返しを想像するとげんなりしますが、、、、進んでいきます。

 あと400mとガスの中を何とか登り切り大天荘に到着。山頂でしばらく天候の回復を待っていましたが、ダメですねぇ。全くよくなりません。本当なら山頂から見える槍ヶ岳と穂高連峰を楽しみにしていたのですが、これも運ですね。次回のお楽しみとしましょう。

 帰りは一気に合戦小屋まで下り、海老天うどんをパクリ、本当にこんな急登を登ってきたのかと感じながら黙々と下ること約2時間半で無事に登山口に到着しました。

 今回の縦走コースは比較的に危険箇所が無いように感じましたが、基本的な体力は必要なコースだと感じました。今後は2泊、3泊ともう少し縦走する距離を伸ばしていきたいので、装備の重量を見直して次回のテント泊を計画していきたいです。

ご興味のある方は是非、行ってみてくださいね。