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2023.06.08

【保存版】家をおしゃれに見せるコツを詳しく解説します!

こんにちは、太陽ハウジングです。

 

最近、家づくりを考えているほとんどの方は、SNSで情報収集をしているのではないでしょうか。InstagramやYouTubeを見て(こんな素敵な家にしたいなぁ…)とイメージが膨らみますよね。

 

ただし(どうやったらこういうおしゃれな家って作れるんだろう…)とお悩みの方も多いかもしれません。

 

そこで今回は「家をおしゃれに見せるコツ」をお届けしたいと思います。

 

■外観

1.窓の垂直ラインと水平ラインを意識する
いろいろな家を見ると、洋風の雰囲気な家があったり、和の雰囲気を感じさせる家があったりします。また、全体的には洋風でありながら、部分的に和風のイメージを感じさせる建物など、様々な外観があります。

 

この洋風、和風のデザインの傾向は、もちろん色や形などによるところが大きいのですが、窓に限っていうと、窓の形から感じる縦横のラインと関係があります。

 

結論から言うと、『水平ラインは「和」、垂直ラインは「洋」』と覚えておいてください。

 

・和の雰囲気を感じさせる外観にしたい場合…
横ラインを感じさせる横に長い、引き違いの窓、横すべり出し窓、FIX窓など。

 

・洋の雰囲気を感じさせる外観にしたい場合…
縦ラインを感じさせる縦に長い、縦すべり出し窓、FIX窓など。

 

垂直ラインと水平ラインを意識して窓の種類を選んだり、配置を決めていくと、割合とすっきりとしたまとまりのある外観になると思います。

 

また、植栽で垂直ラインを作ることもできます。壁をキャンパスに見立てて背の高い植栽を強調するイメージです。水平ラインを作る場合は背の低い木を横に並べるイメージです。

 

2.あご出しアプローチを作る
あご出しアプローチとは、玄関アプローチの1段目を広くして、飛び出して浮いているように感じられるデザインです。

出す寸法、幅を変えることで、アプローチの下の隙間ができるので、おしゃれな印象になります。(玄関が1段高くなり、上がるようになるので要望としては、少ないかもしれません。)

 

■屋内(壁面)

1.巾木を小さくする
巾木(はばき)は、壁と床にできる隙間を隠す部材です。巾木は床材や壁材と全く違う部材になるため目立ちやすいため、この巾木を小さくすることでおしゃれな印象になります。

 

巾木の役割は壁と床の隙間を隠す他に、掃除機などで壁にぶつけてクロスを傷つけないということもありますが、クロスが傷つくくらい乱暴に掃除機をかける人は少ないと思います。

 

巾木を目立たなくするための具体的な方法は…
・床材と同じ材質の巾木を使用する
・アルミアングルを使用し巾木を細く小さくする

 

家全部でなくてもLDKだけでも印象が全然違ってみえます。

ただ、洋風の家にしたいなら巾木をあえて強調させるのはありだと思います。

 

2.壁面をキレイに見せる
家の中の壁面と聞くと、白いビニールクロスをイメージしますよね。そこからおしゃれにするために、エコカラットを貼ったり、デザインウォールを貼ったりする方も多いのではないでしょうか。

 

エコカラットやデザインウォールなどは単体ではおしゃれでも、上手くコントロールができないとごちゃごちゃした内装になってしまうことも。家の中の壁面は面積が大きい分、部屋に与えるインパクトも大きくなります。

 

壁に装飾する前に、壁本来の美しさを最大限引き出してあげることが大切です。家づくりの打ち合わせの中では、壁面は後半で決める内容かもしれませんが、案外優先順位は高めです。壁というのは家の中で最も大きいインテリアです。

 

他にもおしゃれにするポイントとしては…
・余計な窓を設けない
・テレビは壁掛け&埋め込み
・内装材に紙クロス(オガファーザーなど)
・塗り壁(四国化成/テンダートップけいそう)
・塗装下地壁紙(サンゲツ/ラウファーザー)

 

これらを使うことで壁面をキレイに、おしゃれに見せることができます。

 

3.スイッチとコンセントを目立たなくさせる
スイッチ、コンセントは小さな部分ではありますが、家をおしゃれに見せるコツとしては大切な要素です。

 

壁は家の中の最大のインテリアなので、できればキレイに残しておくのが良いです。

スイッチやコンセントは壁面では別の素材なので結構目立ちます。ただ、スイッチもコンセントも必ず必要なものになりますので見えない工夫になります。

 

・家具や植栽などで隠せる場所に設置する
・パナソニックのSプレートやACアダプタ不要のUSBコンセントを設置する
・スイッチはLDKに付けず隣接する廊下やパントリーの中に入れ込む

 

また「スイッチ、コンセントは使いやすい場所にしたい」と思っている方は、高さを調整してみてください。少し下げることで多少はスッキリさせることができます。スイッチ1200mm⇒950mm、コンセント250mm⇒150mmという感じです。

 

■床材

1.見切り材を目立たなくさせる
見切り材とは床材の仕上げが変わる部分に使う部材です。巾木同様に別の素材感が出てしまい不格好になってしまうので、目立たなくさせる工夫が必要になります。

 

オススメは「アルミの見切り材」です。アルミの見切り材はそれ自体が細いため目立つことがありません。(また、見切り材を一切使わず収める方法もあるにはありますが、超上級テクニックになります。)

 

2.床材を決めるときは家具のことまで考える
床材を決めるときには、家具との相性のことまで考えた床材になっているかを考えることが大切です。また、家具のサイズ感がイメージできているかも重要です。置きたい家具を決めて、その家具のサイズ感をイメージしておきましょう。

 

3.床材とキッチン面材の色や質感を先に考える
キッチン面材と床の相性もおしゃれさを左右する大切なポイントです。キッチンの面材とは主に扉のことで、面材の素材やカラーによってキッチンの印象が決まります。そのため、キッチン面材の色や質感を先に考えておくことをおすすめします

 

■建具、その他

1.建具の枠や高さを整える
建具の枠の有無や、高さの違いで室内の雰囲気が大きく変わります。

 

・建具の枠
まず建具には、枠あり枠なしがあります。枠あり建具は洋風建築寄りになります。洋風の家を作るなら建具も枠ありにして、窓にも枠を付けてあげると、かなり洋風テイストになります。

 

枠なし建具は枠がない分スッキリした印象になります。余計な装飾をなくし目立たなくすることで和風な空間になります。

 

洋風に寄せて枠あり建具にした「足し算建築」、それとも和風に寄せて枠なし建具にした「引き算建築」のどちらかに統一する必要があります。

 

・建具の高さ
次に高さです。枠なし建具にした場合は、天井まで高さのある「ハイドア」をオススメします。通常の高さの建具では建具上部に壁が残りますが、ハイドアを採用することで空間に繋がりができます。天井まである建具は建具上部の壁がなくなることで、建具自体の存在感を薄くするメリットもあります。

 

ただし、一部だけハイドアを採用するのはNGです。建具の高さを合わせないと高さがバラバラになり不格好になってしまうことも。ハイドアを採用した場合は、他の建具の高さを揃えるためにハイドアをしたほうが良いので、建具の高さが整っているか確認することをおすすめします。

 

2.カーテンレールを目立たなくさせる
カーテンレールとは、カーテンをつけるレールです。カーテンレールは目立ちますので、目立たなくする工夫が必要です。

 

具体的な方法は…
①カーテンレールを天井につける
②カーテンレールを天井に埋め込む
③天井を下げてカーテンボックスを作る

 

3.レンジフードを目立たなくさせる
キッチンのレンジフードが目立ってしまうと生活感が出てしまうため、できる限り目立たなくするのが、キッチンをおしゃれに見せるコツです。

 

例えば、天井の壁を下げてレンジフードを隠すことで、スッキリとした印象にできるでしょう。

 

4.エアコンを目立たなくさせる
エアコンも現代の暮らしに欠かせないものですが、どうしても目立ってしまいがちですよね。そのエアコンをいかに目立たない場所に設置することができるかも、おしゃれに見せられるかのポイントになりそうです。

 

エアコンの種類には、隠ぺい配管を使用した埋め込みエアコンもあり、一見スッキリとした見た目になりますが、メンテナンス費用等のデメリットがあるので、あまりおすすめはしません。

 

今回は、外観から建具までさまざまな「家をおしゃれに見せるコツ」をお届けしました。ぜひ家づくりの参考にしていただけるとうれしいです。

 

お客さまの様々なご要望にお応えしてきた豊富な施工実績がありますので、家づくりのことなら太陽ハウジングにお気軽にご相談くださいね。