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2024.03.28
ブラックリストに載ると住宅ローンは借りられる?審査に通す対処法とは?
こんにちは、太陽ハウジングです。
お家づくりを計画する中で、住宅ローンの利用は避けて通れない道です。しかし、過去にクレジットカードの支払いを何度か延滞した、携帯電話料金の支払いが遅れたことが原因で「ブラックリスト」に記載されていると、その計画が遠のく可能性があります。
では、「ブラックリスト」とは具体的に何を意味し、それが住宅ローンの審査にどのような影響を与えるのでしょうか?
今回のコラムでは、ブラックリストの基本から、もしリストに載ってしまった場合の対処法について詳しく解説します。
■ブラックリストとは?
一般的に「ブラックリスト」とは何かというと、「借金を何ヶ月も滞納した」「自己破産をした」など事故情報(滞納・支払い遅れ・任意整理・代位弁済・自己破産・個人再生など)など信用情報機関が管理している「個人信用情報(通称:個信)」に登録されることです。「ブラックリスト」と呼ばれる名簿のようなものが存在しているわけではありません。
■ブラックリストのデメリットとは?
ブラックリストに載る(個人信用情報に事故情報が登録される)ことは、返済能力のない状態や返済能力に問題ありとなってしまうので、次のデメリットが生じることになります。
・新たな借り入れができない(ローンが組めない)
・クレジットカードをつくることも、利用することもできなくなる(カードを使った買い物やキャッシングはできなくなる)
・保証人になれなくなる(家族や親戚、友人などが借りるローンの保証人になることもできません)
・賃貸住宅を借りることができなくなる
・携帯電話の分割払いができなくなる
■ブラックリストの期間は?
ブラックリスト(個人信用情報の事故情報の登録)は、永久的というわけではなく、一定期間が経過すると登録が消えることになっています。
ブラックリスト期間(事故情報登録期間)は、事故情報が登録された理由や返済の起算点で異なりますが、5年から10年と言われています。
ちなみに、事故情報が消えれば、ローンも組めるしクレジットカードの作成や利用も可能です。
■ブラックリストの確認方法
自分の個人信用情報に事故情報があるかどうか、ブラックリストの状態になっているかどうかは、信用情報機関に問い合わせることで確認することができます。
信用情報機関には、以下の3社があります。
・CIC(シーアイシー) https://www.cic.co.jp/
主にクレジットカード会社や信販会社などが加盟しています。
・JICC(日本信用情報機関) https://www.jicc.co.jp/
主にクレジットカード会社や消費者金融会社などが加盟しています。
・KSC(全国銀行個人信用情報センター) https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/
主に銀行が加盟しています。
自分の個人信用情報は、各信用情報機関に問い合わせることで調べることができます。いずれも、各信用情報機関で開示方法や手続きが異なりますが、インターネットやアプリのダウンロードで確認することができますので、自分の個人信用情報の状態が心配な人は、各信用情報機関に問い合わせてください。
(費用は、各信用情報機関とも大体1000円です。)
CIC、JICC、KSCに登録されている個人信用情報はすべての機関で共有されています。よって、(クレジットカード支払いの滞納だから銀行にはバレない!だから住宅ローンはセーフ!)ということにはなりませんので、注意してください。
■ブラックリストの人が住宅ローンを借りる方法とは?
まずは一般的な話ですが、ブラックリストに載っている状態で住宅ローンを借りるのは、ほぼ不可能です。借りられるとしたら、一定期間が経過してブラックリストから消えたときなので、それまで大人しく待つのが無難です。
それでも、審査に申し込みないわけではないので、わずかな可能性に賭けたいと思うなら以下のポイントを把握してください。
・ブラックリスト(異動情報など)になった経緯を正確に把握する。
・頭金をいくら出せるか?
・自身の属性
・審査する金融機関
(※本当は詳細にお伝えしてあげたいのですが、ふわっとした内容ですみません。これ以上は企業秘密です。)
■ブラックリストが不安な人は「絶対しないでほしい」ポイント
これだけは絶対にしないでほしいポイントはお伝えできます。
(若い担当者さんや知識の浅い担当者さんにありがちですが、)事前審査申込(ローン審査)を適当に出しまくることです。
お客さまの支払い能力を確認するために、とりあえず事前審査申込をさせたがる担当者さんは多いと思います。仕事を進める順番として間違ってはいませんが、雑に事前審査を出しまくるのは良くないです。
特に事前審査の承認が難しい方や過去に延滞などブラックリストの可能性があるお客さまに対しては、しっかり戦略を立ててから動くべきです。
とりあえず、「住宅ローンが組めるかどうか確認しますので、事前審査申込を記入してください」とかいう営業担当者さんと話を進めるのは止めたほうが良いと思います。
■住宅ローンを申し込む前に「事故情報」をチェック
自分では大丈夫と思っていても、ブラックリストに記載されている場合があります。ブラックリストに登録されてしまうと、住宅ローンの審査が通ることは困難です。携帯電話料金の滞納などでも滞納が長期間であればブラックリストに載る場合があるため、心当たりのある人は、住宅ローンを申し込む前に事故情報の有無を調べておきましょう。
また、ブラックリストに載っているかどうかで取るべき対策が大きく異なります。
太陽ハウジングでは、住宅ローンを組む上でのポイントや資金計画についての相談にも対応しています。
ブラックリストに載っていて住宅ローンを借りられるか分からない人や、家づくりに不安や悩みをお持ちの人は、ぜひ太陽ハウジングまでお問い合わせください。